空き家に外壁塗装は必要か！？外壁塗装の時期や必要性について解説！

住んでいる住宅は10年から20年で外壁塗装が必要と知っている方も多いですが、空き家も外壁塗装は必要なのでしょうか。
結論から言うと空き家についても外壁塗装は必要であり、外壁塗装怠るとさまざまなトラブルが発生します。
この記事では空き家の外壁塗装の必要性について解説しています。
東京都23区で空き家をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

空き家の外壁塗装を怠るとどうなるの？

外壁塗装は定期的に必要と言いますが、果たして空き家の外壁塗装を怠るとどうなるのでしょうか。
住宅などの外壁は、材料自体に防水性がなく塗装によって防水性を担保しています。
そのため空き家の外壁塗装を怠ると外壁材が劣化し、雨漏りに繋がる恐れがあるため注意が必要です。
とくに空き家での雨漏りは厄介です。
普段誰も住んでいないため雨漏りに気付かず、気付いたときには柱や梁などの構造体にも影響が及んでいる場合があります。

空き家の外壁塗装をする時期は？

空き家の外壁塗装をする時期は、塗料の仕様によって異なります。
一般的に住宅の外壁塗装に使用される塗料は4種類あり、それぞれの耐用年数は以下のとおりです。

• アクリル樹脂系塗料：耐用年数6～8年
• ウレタン樹脂系塗料：耐用年数8～10年
• シリコン樹脂系塗料：耐用年数10～15年
• フッ素樹脂系塗料：耐用年数15～20年

もちろん耐用年数の長いフッ素樹脂系塗料がもっとも高価な塗料です。
また外壁の劣化現象からでも外壁塗装の時期を判断できます。
たとえば、チョーキング現象といって塗料がチョーク状の粉のように粉化している場合は、塗料の機能を果たせていないので外壁塗装の時期です。

空き家にも外壁塗装が必要な理由とは？

それでは空き家でも外壁塗装が必要な理由について解説します。

理由①資産価値が低下する

先述したとおり、空き家では雨漏りが発生しても発見が遅れてしまいがちです。
雨漏りの発見が遅れると構造体にも影響が出るので、資産価値が著しく低下する恐れがあります。
不動産の価値を保つためにも外壁塗装は必要と言えるでしょう。

理由②特定空き家等に指定される

外壁塗装を怠るなど管理が不十分であり、なおかつあまりにも劣化が著しい空き家の場合、行政から「特定空き家等」に指定される恐れがあります。
特定空き家等に指定されると固定資産税が高くなったり、行政代執行と言って強制的に空き家を解体され、費用を負担させられたりしますので注意が必要です。

まとめ

空き家であっても外壁塗装は必要です。
空き家の外壁塗装を怠ると雨漏りや行政代執行といったトラブルに発展する恐れがありますので、適正な管理をおこないましょう。
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