2022-06-13
自己所有であっても、不動産売却がいつでもできるわけではありません。
とくに住宅ローン返済中の場合は、オーバーローンでないか注意が必要です。
そこでオーバーローンとはなにか、調べ方や対策についてご紹介します。
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住宅ローンを返済中の不動産を売却するためには、オーバーローンになっていないかを確認する必要があります。
オーバーローンとは、住宅ローンの残債が売却する不動産の価値よりも高いことです。
逆に不動産の価値が住宅ローンの残債を上回れば、アンダーローンとなり不動産売却には影響しません。
ではなぜ、不動産売却に影響を与えるかというと、抵当権が関係します。
通常であれば、ローン残債を返済し終わった時点で抵当権は抹消されます。
しかし、オーバーローンは売却額よりローン残債のほうが大きいため、ローン残債を完済できません。
抵当権とは、住宅ローンを支払えない場合の担保としてかける権利のことです。
抵当権が行使されると自宅を追われることになるため、抵当権がついたままの不動産を購入する方はほとんどいないでしょう。
ただし、オーバーローンであっても自己資金で住宅ローン残債を返済できる方は、とくに問題なく売却可能です。
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住宅ローン残債がオーバーローンとなっているかどうかは、不動産売却するうえでとても重要です。
そのため、不動産売却を検討する方は必ずチェックしておきましょう。
調べ方は意外と簡単で、住宅ローン残債と不動産の売却価格を比較するだけです。
住宅ローン残債は、ローン返済計画書や残高証明書を確認してください。
売却価格は取引事例などをもとにして計算できますが、不動産業者に査定を依頼するとより正確な価格が分かります。
もし、住宅ローン残債と売却価格を比較して、住宅ローン残債のほうが高かった場合は任意売却を検討しましょう。
任意売却とは、金融機関の了承を得たうえで売却する方法です。
この方法であれば、オーバーローンであっても売却が可能となります。
売却価格はすべて住宅ローンの返済に充てられ、残った債務は支払い続けなければなりません。
それでも住宅ローンが支払えずに競売となるよりは高額での不動産売却が可能となりますので、検討してみると良いです。
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オーバーローンとは、住宅ローン残債が不動産売却価格を上回っている状態のことで、自由に売却できません。
しかし、任意売却ならオーバーローンであっても売却は可能です。
調べ方は住宅ローン残債と売却価格を調べるだけなので、売却を検討している方は確認しておいてください。
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