2022-07-05
土地売却の際には、「測量」をおこなうことでスムーズに売却をすることができるうえに、トラブルになるリスクも減ります。
そこで、土地売却をご検討中の方に測量とは何か、また隣地所有者が不明の場合の対処法についてご紹介していきます。
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土地を売却する際に、土地の面積や高低差、隣地との境界線を確定させるためにおこなうのが「測量」です。
土地は、長い年月により所有者が変わったり、隣地との境界が曖昧になることがあり、登記簿上の記録と違っていることがあるので、正確な面積を明らかにする必要があります。
また、土地を売却するうえで、売買価格にも影響してくるため実施することをおすすめします。
測量の方法には「現況測量」と「確定測量」の2種類があります。
それぞれの違いについてご説明します。
現況測量は、既存の杭やフェンスなど現場で確認することができる境界、もしくは所有者の指示により測定することで、仮測量とも呼ばれています。
隣地所有者の立会いもなく、もちろん承認を得たものではないため、正式な効力はありません。
確定測量は、土地家屋調査士や隣地所有者の立ち会いのもとおこなわれるため、より正確で、隣地とトラブルになるリスクも少ないです。
通常、土地売却の場合は、正確で正式なものとして扱われる確定測量をおこなうことをおすすめします。
では、測量費用はどのくらいかかるのでしょうか。
一般的な一戸建て住宅の場合は、現況測量なら約10~20万円かかります。
もし、土地売却をする際に必要となる確定測量の場合は、約40~50万円必要となります。
また、土地が国や市など管轄の道路に面している場合は、役所の立ち会いが必要になるため、プラス10~30万円必要です。
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測量を実施していない土地は、売却が難しいと言われています。
しかし、隣地所有者が不明な場合は確定測量をおこなうことができません。
そこで、利用できる制度が「筆界特定制度」です。
筆界特定制度とは、隣地所有者が不明なため境界確定ができない場合に、実地調査や測量の調査をおこなったうえで、もともとの筆界を筆界特定登記官が明らかにすることです。
この制度を利用することで筆界のトラブル問題を解決することができます。
ただし、測量費用を負担する必要があったり、期間が6か月~1年程度かかるため売却までに多くの時間を要します。
また、筆界を明らかにする際に必要な資料などは、所有者が収集する必要があり、申請が複雑であるといったデメリットもあります。
そのほかの対処法として、不動産会社に「買取」をしてもらう方法もあります。
隣地所有者が不明、もしくは手続きが難しい場合は買取も検討されてみてはいかがでしょうか。
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土地売却の際に必要な測量とは何か、また所有者不明な場合の対処についてご紹介してきました。
土地売却をする際は確定測量を実施して、スムーズな売却を心掛けましょう。
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