2022-07-28
相続などで取得した古い不動産の場合は、一度取り壊すと建て替えができない再建築不可の土地があります。
再建築不可には、どのような理由があるのでしょうか。
今回は、不動産売却をお考えの方に向けて、再建築不可の土地が売却が困難な理由と再建築不可物件を売却する方法をご紹介します。
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再建築不可の土地とは、その言葉のとおり、一度建物を取り壊すと再度建築ができない土地のことです。
なぜ再建築が不可なのか、それは建築基準法上の接道義務を満たしていないためです。
接道義務とは、建物が接している道路が幅員4m以上あり、さらに間口が2m以上確保しなければならないという規定です。
接道義務を満たしていない土地でも、現在建っている建物に関しては住み続けることができますが、建て替えはできません。
なぜこのような土地が存在するのかというと、建築基準法が施行される前に建物が建築されたケースや、当初は接道義務を果たしていたものの、道路が廃道になったケースなどがあります。
再建築不可の土地の売却が難しい理由は、やはり建て替えができないところです。
リフォームをしながら住み続けることは可能ですが、将来の建て替えや自然災害で倒壊するリスクを考慮すると、買主にとっては再建築不可であることはかなりのマイナスポイントでしょう。
また、資産価値が低いのでローンを組むこともできない点も、売却が困難な理由です。
再建築不可の土地は、広告に出した時点で明示されるので、購入を検討する方自体も限られてしまうでしょう。
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再建築不可の土地を売却する場合、そのまま売却するか、再建築可能にして売却するかの、2つの方法があります。
そのまま売却する場合、まずは隣の土地の所有者に購入を持ちかけてみるのがおすすめです。
隣の土地の所有者が敷地を広げたいと考えているのであれば、交渉がうまく進むでしょう。
再建築できる土地にするには、セットバックをして前面道路を広げる、道路につながるための土地を購入するなどの方法があります。
また、仲介での売却が難しい場合は、買取を検討するのもおすすめです。
仲介による売却よりも相場や安値になりますが、時間をかけずに現金化することが可能です。
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再建築不可の土地は、新たに建物を建てられず、ローンを組むこともできないので、買主からは敬遠されてしまいます。
そのままでは売却が困難なので、その土地の条件に合わせた対策を検討する必要があるでしょう。
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