2023-02-18
不動産を購入する際は、多くの方が20年〜35年ほどの住宅ローンを利用しているのではないでしょうか。
長きにわたって返済をするため、住宅ローンの期間中にライフステージ変化が起きることもあり、返済が不可能になる方もいるでしょう。
ここでは、ローン残債がある不動産を売却する方法と注意点をご紹介します。
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抵当権とは、住宅ローンの返済が不可能なときに不動産を担保とする権利のことを指します。
住宅ローンが残っている場合には、借り入れ先の抵当権が付いています。
抵当権を抹消するためには、住宅ローンの完済が必要です。
そのため、ローン残債があるなかでは、不動産を売却できないのかと疑問を抱く方もいるでしょう。
対処法として、不動産会社もしくは売主が金融機関へ直談判し、買主がついた場合に抵当権を外してもらうように説得する方法があります。
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住宅ローンが残っている不動産は、借り入れ先を説得して任意売却をおこなう方法があります。
また、不動産を売却した後に賃貸物件として住んでいる自宅を借りるリースパックと呼ばれる方法があります。
不動産売却は、それぞれの事情やローンの残債状況により方法が変わるため、覚えておきましょう。
不動産の資産価値よりもローン残債が低い状態のアンダーローン、不動産の資産価値よりもローン残債が高い状態のオーバーローンによっても方法が変わります。
不動産の売却する流れとして、まずローン残債額を借入先に確認し、不動産の査定をおこなってもらいます。
そのあと、売却にかかる手数料などがいくらかかるのか、仲介を依頼する不動産会社を探して、借り入れ先との交渉に入るのです。
交渉が成功した場合には、売却活動をおこない買主が見つかったら不動産売買契約を交わします。
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築年数が浅い物件は高額で売却されやすい傾向にありますが、住宅ローンが残っている物件は基本的に売り出せないため、注意が必要です。
また、売却したお金のみで残債もまかなえることもあれば、貯蓄と併せて返済をしないと完済できない場合があります。
残債の支払い方法によって、買い替え時に短期ローンが借り入れできないこともあるので注意が必要です。
住み替えの場合は、売り先行と買い先行どちらが良いかを把握したうえでおこないましょう。
さらに、借り入れ先を説得して任意売却をおこない、ローン残債にあてても、まだローンが残った際、引き続き返済する義務があるためご注意ください。
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