2023-02-28
不動産売却時には、物件購入時のパンフレットやどんな設備が付いているのかを示す評価書など、さまざまな書類が必要と言われています。
しかし、不動産売却の経験がなければ、なぜ必要なのか理解が難しいでしょう。
ここでは、不動産売却時の物件資料とはなにか、なぜ必要なのかを解説します。
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不動産売却時の物件資料とは、不動産を査定する際から引き渡し後の確定申告に必要な書類のことを指します。
査定を受ける前にあると良いものは、インスペクションと呼ばれる建物の状況が記されている結果報告書や住宅性能評価書、新耐震基準などに適合している証明書などです。
インスペクションなど、物件の価値を上げる書類があることで査定額アップにつながる可能性があります。
販売開始時には、付帯設備表や物件状況確認書などが必要となります。
設備があるかどうかなど確認するために物件購入時のパンフレットなども上記に合わせてあると良いでしょう。
買主が決まり売買契約を交わす際に必要な書類は、一般的に不動産仲介会社が用意します。
必要書類は、媒介契約書や買い付け証明書、売買契約書、精算関連書類、物件引き渡し確認書、鍵受領書などです。
引き渡しに必要な主な書類は、不動産の鍵はもちろん、固定資産税通知書、設備取り扱い説明書、保証書です。
一戸建ての場合は、筆界確認書や建築確認済証、地盤調査報告書などです。
マンションの場合は、分譲時のパンフレット、管理規約・使用細則・最近のマンション理事会の会計報告書や議事録の写しなどが必要になるでしょう。
不動産売却後は税金申告のため、譲渡所得計算証明書や除票住民票、売ったときの売買契約書の写し、買ったときの売買契約書の写し、売買報酬や印紙代などの金額がわかる資料などが必要となります。
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物件資料を揃えておくと良い理由は、物件資料があることで購入希望者に物件詳細を知ってもらえるため、中古物件でも安心感が得られる可能性があり、売れやすい傾向があります。
また、どのような設備が付けられているのかで査定価格にも影響が出てくるため、不動産を売却する際には、必要な書類を揃えておくことがポイントです。
ただし、売却される不動産物件の種類や売却方法によって必要な書類は異なるため、どのような物件資料が必要なのか不動産仲介会社と相談しておきましょう。
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