割賦販売とは?割賦販売で不動産売却するメリット・デメリットを解説

2024-04-23

割賦販売とは?割賦販売で不動産売却するメリット・デメリットを解説

「土地や建物の売却で分割払いはできる?」と疑問を抱く方は多いでしょう。
土地・建物の売買取引でもひとつの手段として存在しているものの、いくつかの理由であまり活用されていないのが現状です。
本記事では、不動産売却における割賦販売とは何かお伝えしたうえで、メリットとデメリットを解説します。

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不動産売却における割賦販売とは

不動産売却における割賦販売とは、土地や建物を分割払いで回収する方法です。
一般的な商品の場合は「2か月以上の期間」で「3回以上に分割」しますが、不動産の場合は「1年以上の長期間」で「2回以上に分割」します。
本来であれば住宅ローンを組んで分割払いするべきですが、再建築不可物件や買手の信用問題などでローン審査に落ちてしまった場合に有効です。
アメリカで頻繁に利用される取引手段であり、現時点では日本の浸透率は低いですが、将来的に増えてくる可能性があります。

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割賦販売で不動産売却するメリット

割賦販売で不動産売却するメリットは、費用負担が軽減されて、再建築不可物件や親族間の取引のハードルが下がります。
まず何かしらの理由で住宅ローン審査が通らない場合は一括支払いが必要ですが、割賦販売を利用すれば一回あたりの支払額を最小限に抑えられます。
続いて再建築不可物件は担保にならずローンが組めないため買手が見つかりにくいものの、分割であれば購入希望者が見つかりやすいです。
最後に親族間で譲渡したり相続人同士で分配したりするときに贈与税の支払いを避けたいのであれば、分割払いに同意しやすく互いの負担を減らせます。

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割賦販売で不動産売却するデメリットと対策

割賦販売で不動産売却するデメリットは、所有権移転登記や贈与と疑われるリスクが伴う点が挙げられます。
まず通常の取引であれば全額の支払いが完了してから所有権を移しますが、割賦販売で先に所有権を移すと、途中で支払いを滞納されて不動産を失うリスクがあります。
代金回収できずに不動産を失わないようにするための対策方法として、所有権移行のタイミングは気を付けましょう。
また親族間での取引を無利息にすると、税務調査で贈与と疑われ、税金の支払いを求められる可能性があります。
具体的な基準は設けられていないものの、あからさまに安値での取引は控えましょう。

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まとめ

不動産売却における割賦販売は、住宅ローンが組めない場合や再建築不可物件の取引などに有効な手段で、費用負担を軽減し取引のハードルを下げます。
しかし、所有権移転登記のタイミングや取引価格に注意が必要で、とくに親族間取引では贈与と疑われるリスクがあります。
日本ではまだ普及していませんが、将来的に増える可能性があるといえるでしょう。
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