2024-05-21
人生のなかでは家族構成や暮らし方が変化したとき、住居を変える場面が多々あります。
そんななかで「老後に家を売ってはいけない」と言われることがありますが、さまざまな事情から家の売却を考える方は少なくありません。
そこで今回は、老後にマイホームの売却を検討している方に向けて、老後に家を売ってはいけないと言われる理由や、家を売るメリット、売る際の注意点などを解説します。
\お気軽にご相談ください!/
「老後」と呼ばれる段階になって家を売ってはいけないと言われる理由は複数あります。
長年住んだ家を売ると引っ越しが必要となりますが、年齢が上がってからの転居は、若いときよりも環境の変化が心身の負担となるでしょう。
また、仮に賃貸物件にした場合は毎月支払いが必要となり経済的負担も心配になるうえ、そもそも高齢の方は賃貸物件を借りにくい実情もあります。
さらに、子どもが相続するつもりだった場合、親の一存で家を売却すると確執が生まれる可能性があるため、家族で相談して決めることをおすすめします。
▼この記事も読まれています
不動産売却にかかる期間はどれぐらい?長引く原因や対処法を解説
\お気軽にご相談ください!/
老後に家を売る行為には、メリットも複数あります。
たとえば、子どものことや通勤を考える必要がなく、自分自身の暮らしやすさを重視した住み替えができるのは老後ならではのメリットです。
また、実際に老後と呼ばれる世代になったからこそ、年齢を踏まえたバリアフリーやセキュリティへの配慮ができます。
さらに、家の売却益で老後の生活資金が手に入るのも大きなメリットです。
▼この記事も読まれています
旧耐震基準で建てられた不動産は売却時に不利?その理由とは
\お気軽にご相談ください!/
老後に家を売るのであれば、今の家に住みながら資金を確保する方法も検討することをおすすめします。
まず、家を売った不動産会社から賃貸物件として借りて住む「リースバック」が手段のひとつです。
この方法には、売却でまとまった資金が手に入るうえに、住み慣れた家で生活できるメリットがあります。
また、家を担保にして金融機関から借り入れをおこなう「リバースモーゲージ」も検討してみましょう。
なお、この方法では毎月の利息を払う必要はありますが、借り入れ金は債務者が亡くなったあとに家の売却益で返済されます。
▼この記事も読まれています
不動産売却における越境とは?売却時の注意点や売却方法について解説!
老後に家を売って住み替えを考える方は「老後に家を売ってはいけない」と言われる理由を踏まえたうえで検討する必要があります。
老後に家を売る行為にはデメリットだけでなく、暮らしやすい家に住み替えられることや、生活資金が得られることなどのメリットがあります。
また、家を売って住み替えるだけでなく、リースバックやリバースモーゲージなどを利用すれば住み慣れた家で暮らしながら家を売却できるため、ぜひご検討ください。
江戸川区での不動産売却でお困りなら売却専門の株式会社フリースタイルへ。
所有されてきた物件はもちろんのこと、相続した物件についてもお気軽にご相談ください。