2024-08-06
家を売却するとき、不動産会社に依頼すれば、スタッフが物件を査定して目安価格を算出します。
しかし、どのような方法で目安価格を算出しているのか、結果に影響するポイントはどこなのか、売主としては疑問を覚えるところではないでしょうか。
そこで今回は、家の査定における目安価格の算出方法、結果に影響する主なポイント、売主にとっての注意点を解説します。
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家の査定における目安価格の算出方法には、取引事例比較法、収益還元法、原価法の3種類があります。
取引事例比較法は、共通点の多い過去の取引事例を参考にする方法で、売買事例が多いエリアなら、不動産の種類に関わらず使用されます。
収益還元法は、対象の不動産に期待できる利回りを基準とするなど、主に投資を想定した方法です。
そのため、投資用のビルなどによく用いますが、家の査定にも使用するケースもあります。
最後の原価法は、物件の建て直しにかかる費用から現在の経年劣化分を差し引く形で目安価格を算出します。
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家の査定結果に影響しやすいポイントは、まず建物の築年数です。
築年数が建物の耐用年数を超えていると価値がゼロになるなど、築年数の影響は小さくありません。
また、建物の内部では、間取りの使いやすさ、においの有無、壁紙や床の劣化具合などが見られます。
家の外装では、屋根と外壁に塗装のはがれ・ひび割れがないかなどが確認されています。
建物以外では、家の周辺環境が主なチェックポイントに挙げられ、たとえば最寄り駅がどれだけの距離にあるかは重要です。
家から駅まであまり距離がなく、すぐにアクセスできるほど、物件の評価は高くなります。
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家の査定を受けるときは、算出された目安価格が相場と大きく食い違わないか、売主側でも確認するのが基本です。
そのため、査定の依頼前にインターネットなどで物件を調査し、相場を把握しておきたいところです。
次に、スタッフが家を訪問して査定をおこなうときは、室内の清掃や片付けが欠かせません。
室内が汚れていたり、不用品で散らかっていたりすると印象が良くなく、査定結果にも影響しかねません。
また、過去のリフォームも家の価値に影響するため、実施しているなら該当箇所や工事の内容などを忘れずに伝えておきましょう。
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家の査定で目安価格を算出する方法には、取引事例比較法と収益還元法、原価法の3種類があり、それぞれで計算の仕組みが異なります。
査定結果に影響しやすいポイントは、建物では築年数や間取りの使いやすさなど、周辺環境では最寄り駅までの距離です。
査定での注意点は、インターネットを使い、売主側でも事前に相場を把握しておくことなどです。
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