2024-10-01
ある程度の年齢になると、そろそろ終活について考えたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、不動産における終活のやり方や方法について解説します。
終活とは何を指すのかわからないと思う方、持ち家を今後どうしたら良いのか迷っている方は参考になさってください。
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終活とは人生の最期に向けての準備ですが、その中でとりわけ大事になるのが家の終活と考えられています。
なぜならば、仮に被相続人が自宅をどのような方法で処分するか決めずに亡くなってしまうと、親族でもめる可能性が高いからです。
その場合、相続人がいなくて空き家になってしまうと、建物は劣化して資産価値がなくなり、深刻な社会問題に発展する可能性があります。
空き家の社会問題は、空き家の手入れを怠ったために異臭を放つ、不法侵入などで犯罪が発生するなど、多々考えられます。
そのような状況にならないように、親が元気でいるうち、家の終活について家族で話し合うのも終活のやり方の一つです。
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自身の死後に備えて不動産を整理する方法の一つとして考えられるのは、相続させたい方への生前贈与です。
被相続人が生きているうちに相続人を選べるメリットがあり、遺産として相続するよりもお得になる節税効果があります。
遺産として相続する場合にかかる相続税は、生前贈与でかかる贈与税より高い傾向にあるからです。
また、遺言書に自分の死後の遺産分割や自宅の処理を書いておけば、残された家族もスムーズに遺産分けができます。
しかし、自筆の場合、何らかの不備があると無効になるので、専門家に依頼したほうが安心です。
その他には家を売却して現金を残すのも子どものためになる相続のやり方の一つです。
ただし、資産価値の低下や売却後の住みかについては、よく考えてください。
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不動産を整理する場合の注意点は、住宅ローンや相続人についてです。
住宅ローンが残っている場合は、家を売却しても、そのお金で残りを払うようになるので、どのくらいお金が残るか考えておかなければいけません。
また、複数の相続人になると揉める可能性が高いので、子どもが複数いたとしても相続人はなるべく1人がおすすめです。
誰を相続人にするか決めるやり方は話し合いが考えられます。
その際には、隠し事があれば後にトラブルになるので、相続する財産を負の財産も含め、包み隠さず出してください。
また、持ち家を子どもに相続させる場合は、相続税の税金対策として、金融財産か生命保険などを残しておくのも大事です。
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親の死後、子どもたちが揉めないためのやり方として考えられるのは、持ち家の売却、遺言書の作成、生前贈与です。
それぞれメリットやデメリットはありますが、親が元気でいられるうちに家族でよく話し合っておく必要があります。
その際は住宅ローンの存在や相続税といった注意点についても、家族全員が把握するようにしましょう。
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