2023-05-04
不動産を手放すときに選べるのが「買取」と「仲介」です。
どちらも不動産売却の方法ですが、内容は異なります。
こちらでは、不動産買取と仲介の違いだけでなく、メリットやデメリットについてもご紹介します。
これから売却を検討している方は、ぜひチェックしてください。
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買取とは、不動産会社に直接物件を買い取ってもらう方法です。
売主は不動産会社と価格などを交渉して、条件が合ったらすぐに契約に進められます。
募集広告や内見などの販売活動の必要はありません。
売却価格は相場よりも少し安い、70%~90%を目安にしておきましょう。
これに対して、仲介の場合は買主が個人です。
まず不動産会社に価格査定をしてもらい、媒介契約を結びます。
公告や内見などの販売活動をおこない、買主を探すのが仲介です。
買主が見つかるまで売却できませんが、価格は相場程度になります。
2つの違いは方法の違いだけでなく、価格にも違いがあります。
また売却までの期間に差が出ることがあるので、どちらが良いか慎重に検討しましょう。
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買取と仲介の2つの方法を比較したとき、買取のメリットはいくつかあります。
まずは短期間で現金化しやすい点です。
個人買主を探さなくて良いので、条件が合えばすぐに現金化ができます。
契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)が免除されるのもメリットです。
契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)は契約書に書かれていたかどうかが、非常に重要になります。
欠陥を見落としていた場合、売却後に補修対応が必要となったり、場合によって契約解除になったりしてしまうことも少なくありません。
買取は相手がプロなので、契約不適合責任が免除されるのが特徴です。
販売活動をおこなわずに売却できるので、近隣の人に売却の事実を知られにくいのも魅力でしょう。
チラシの配布や見学会なども不要で、負担も少なくすみます。
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もちろん、不動産の買取にあるのはメリットだけではありません。
デメリットとして売却価格が相場よりも10%から30%ほど安くなってしまいます。
不動産会社は買い取ったあとに再販することがほとんどです。
再販するときのリフォーム費用やメンテナンス費用を考慮した買取価格になるので、相場よりも低くなってしまいます。
立地や物件の状態によっては契約できない場合もあります。
リフォームやメンテナンスをしても再販できなさそうな物件や、エリア、訳あり物件では利益が見込めません。
プロが買主になるからこそ、断られる可能性があるというのがデメリットです。
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