擁壁のある不動産は売れにくい?理由と売却方法含めてご紹介!

擁壁のある不動産は売れにくい?理由と売却方法含めてご紹介!

擁壁とは、土砂崩れや地盤沈下などの災害から家を守るために設置される壁のことです。
擁壁がある不動産は売れにくいと言われており、買取を検討している方には詳細が気になるのではないでしょうか。
そこで今回は、擁壁がある不動産の売却方法や注意点についてご紹介します。

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擁壁のある不動産とは

擁壁は、傾斜地や高低差のある土地で、土砂の崩れや地盤の沈下を防ぐために必要な壁状の構造物です。
コンクリート製や自然石など種類があり、土地の形状や条件に応じて選ぶ必要があります。
擁壁の設置には「がけ条例」と呼ばれる法律が関係し、崖などの危険な場所で安全対策を義務付けています。
がけ条例には擁壁の高さや形状に関する制限があり、都道府県および市区町村によって内容が異なるため、擁壁の設置時には確認すると良いでしょう。

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擁壁のある不動産が売れにくい理由ついて

擁壁のある不動産が売れにくい理由は3つあります。
1つ目は、擁壁があると安全性に疑念を抱く方が多く、購入者に心理的なハードルが生まれます。
2つ目は、擁壁の維持には費用がかかることです。
管理上の責任も問われることから、点検や補修が必要なときがあり、これらの負担は買主にとって懸念材料となりえます。
3つ目は、擁壁が建て替えを難しくする要因となりえることです。
安全性が確認できない擁壁の上に建て替えは難しいです。
擁壁に家の荷重を負担させない方法で、建て替えができる場合もありますが、これは設計や工事の難易度を上げ、法的な制約も考慮する必要があります。

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擁壁のある不動産を売却する方法について

擁壁のある不動産を売却する方法には3つポイントがあります。
1つ目は、買主に擁壁の状態や工事履歴を正確に伝えることです。
擁壁の安全性に問題がないことが保証されていれば、購入希望者が現れやすくなるでしょう。
2つ目は、補強工事をしてから売りに出す方法です。
安全性が確認できない擁壁のある土地は、補強工事をおこなった後に売り出すことで、買主の不安が払拭されるだけでなく、安定した土地の価格で売ることもできます。
3つ目は、買取を利用する方法です。
買取は早い売却や仲介手数料の節約ができますが、市場価格よりも安くなることに留意しましょう。

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まとめ

擁壁とは、土砂崩れや地盤沈下などの災害から住居を守るために設置される壁のことで、「がけ条例」と呼ばれる法律をもとに設置をおこないます。
擁壁が売れにくい理由として、維持費がかかることと、擁壁の状態によって建て替えが難しくなることがあげられます。
また、売却のポイントとしては買主に擁壁の状態を説明したり、補強工事後に売りに出したりすることで、買主の不安を解消することができるでしょう。
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